2026年4月に予定している「遡及計算機能」の全体リリースに先立ち、対象となる支給項目をあらかじめ設定できる機能を先行公開いたしました。
本事前設定機能はこれまで手計算や表計算ソフトで行っていた本来の給与改定時期との差額算出を、将来的にシステム上で完結させるための準備段階となる機能です(機能を利用する前提として、HRMOS COREで本来(過去日付)の雇用条件を設定しなおしていただく必要があります)。誤りのあった場合の修正は目的としていません。
遡及機能をご利用予定の担当者の皆様は、事前設定を行っていただくことができます。なお、事前設定は遡及計算したい項目が遡及計算前に設定されていれば、本機能リリースのタイミングでなくても構いません。
1. 遡及計算対象項目の設定・管理
給与計算グループの設定内に、新たに「遡及対象設定」メニューを追加しました。
項目の定義: グループごとに、どの支給項目を遡及計算の対象にするかを選択できます。
履歴管理: 各改定履歴において項目の保存が可能です。また、過去の履歴に遡って設定を編集することもできます。
2. グループ改定・コピー時の設定引き継ぎ
運用負担を軽減するため、設定の自動複製機能を備えています。
給与計算グループの「改訂」や「コピーして作成」を行った際、最新の設定内容が自動的に引き継がれます。新年度の準備などでグループを新設する際も、再設定の手間はかかりません。
3. 遡及反映用プリセット項目の追加
算出された差額を給与計算へ自動反映するための「受け皿」として、以下のシステム専用項目をプリセットしました。
追加項目: 「課税遡及支払額」「非課税遡及支払額」
ご注意: これらはシステムによる自動入力専用項目です。給与計算画面での直接編集や、CSVインポートによる更新はできません。
※遡及計算の事前準備の具体的な設定方法は遡及計算機能(事前準備)を参照ください。
今後のリリース予定
本機能は今後も順次機能リリースを予定しております。
2026年4月以降提供予定:遡及計算機能の全体リリース(給与・社保連携)
今回リリースした遡及対象設定で設定いただく項目を基に、実際の遡及計算と反映を行える機能をリリースいたします。
差額の自動計算とデータ管理: HRMOS COREでの本来(過去日付)の雇用条件に基づく値と過去支給実績との差額(課税・非課税)の自動算出が可能です。また、その計算結果のCSV入出力による調整、および算出された遡及額の給与への自動反映・取消が可能になります。
社保連携と届出書作成: 遡及支払に伴う月額変更届データの作成や修正平均額の算出、および算定・月変届出書の備考欄への差額内訳の自動出力に対応します。